2025年先進的窓リノベ補助金額が減りました #だから1.5度
2025年先進的窓リノベ補助金額減
満を持して、2025年先進的窓リノベの補助金額も出てきました。
最終年っと言う事もあり、沢山のお客様が注目をしている中で、残念な事が
やはり起きてしまいました。
内窓の補助金が大幅に下がってしまったAグレード。
分かっていた事なので、自分自身は左程驚きはなかったのですが、
下がる事を知らないお店のお客さんは、少し残念だった事だと思います。
何故内窓Aグレードが?
元々、2023年の内窓に対して補助額が、異常なまでに高かったのが
問題なのだと思います。
自分のブログの中では、何度も書いている内容で重複をする事もあります。
3省合同で補助金を出す時に、2022年以前からLIXIL社が3省にロビー活動を
行っていました。
サッシメーカーには、3社が現在大活動をしていて、
LIXIL社は、外窓(カバー工法)商品がかなり弱い所がありました。
YKKAP社は、10年以上前から外窓(カバー工法)商品に力を入れて、
MADOショップを設立していました。
三洋立山アルミ社も、外窓(カバー工法)商品はその時には有りません。
一歩肉出ていたのが、YKKAP社の戸建て用マドリモです。
その中で、外窓(カバー工法)商品が補助金額が高いと、YKKAP社の
マドリモがほとんど補助金を締めてしまう事は分かっていました。
そこで、ロビー活動を行っていたLIXIL社は、2023年度は内窓を中心とした
先進的窓リノベを考えたのです。
2023年度中に、YKKAP社と同等の外窓(カバー工法)商品を作れれば、
内窓では無く、外窓(カバー工法)商をより高額な補助金を付けて、
2024年度の商品登録を考えていたからです。
もちろん、LIXIL社は商品の発売を2024年に間に合わす事が出来たわけです。
1年遅れて外窓(カバー工法)商品を発売で来たLIXIL社のリプラス。
そこで次は、2024年度は内窓の補助金額を下げて、外窓(カバー工法)商品の
補助金額を上げる事に成功。
ここでも問題が。
YKKAP社は、マンション用のマドリモを非防火と防火の2種類の発売。
ここもLIXIL社では、発売が出来ていません。
差が出てしまう中で、2024年度もYKKAPマドリモが圧勝。
内窓に関しては、LIXIL社の内窓インプラスが他社を寄せ付けない程の
販売本数を売り上げています。
次に考えたのは、マンションの外窓(カバー工法)商品を先進的窓リノベから
外す事です。
2024年内で、LIXIL社は外窓(カバー工法)商品でマンション用の開発に。
しかし、非防火のトリプルガラス仕様までは出来たのですが、防火商品を
開発する事が出来ませんでした。
そこで、YKKAP社のマンション用マドリモ防火商品を先進的窓リノベから
外すために、熱勧誘率の変更を行い、どちらの会社も非防火がAグレードっと
して、2025年度は登録をされています。
LIXIL社は、リプラストリプルガラス仕様。
YKKAP社のマドリモは、従来のマドリモを使いガラスを真空トリプルガラス仕様。
どちらも非防火商品です。
そこで、内窓Aグレードの使用を少しおさらいを行います。
3社共にフレームは樹脂を使い、熱勧誘率は変わりません。
ガラスもLOW-E断熱ガラスです。
2023年 内窓補助金額 Aグレード
大 69,000円 中 47,000円 小 30,000円
2024年 内窓補助金額 Aグレード
大 52,000円 中 36,000円 小 23,000円
2025年 内窓補助金額 Aグレード
大 26,000円 中 18,000円 小 12,000円
2023年から比べると、Aグレードは半分以下の補助金額に。
内窓に関しては、Sグレードが一番費用対効果が良いと思います。
国側は、更なる断熱性能の商品を求めている事は間違えないです。
実は、Aグレードは全体の6%~8%程の申請しか無いようです。
この部分を減らし、他の商品に補助金が回る様にしていて、
外窓(カバー工法)商品に関しては、Aグレード以上に関しては
前年と同じです。
各メーカーも、内窓では無く外窓(カバー工法)に代わって来ている事は
間違えが無いかと。
選ぶべき商品は?
お客様の所にお伺いをさせてもらうと、半分以上の方が質問をしてくるのが、
LIXIL社のインプラスとYKKAP社のプラマードUのどちらが良いのか?
この質問はかなり難しいです。
両方の内窓は、性能値は全て同じだから良い方を選びにくいです。
ただ何を困っているかで、ガラスが変わって来る事を先ずは分かって下さい。
選ぶべき商品はガラス?
仮に寒さに困っているのと音に困って居るのは違いが分かりやすいと思います。
寒さに強いLOW-E断熱ガラス
寒さに困って居る時は、LOW-E断熱ガラスアルゴン樹脂スペンサーを使う事で、
室内側の熱を逃がさずに、外からの熱は室内側に取り込むので、熱の保存に
適しています。
音に強い合わせガラス
今度は、防音に適した合わせガラスの複層ガラスです。
合わせガラスを使う事により、音の透過を防ぐ力があります。
もちろん、このガラスをLOW-E断熱ガラスで作る事も可能です。
そうなれば、音にも断熱にも強いガラスとなります。
しかし、ガラスの金額はそれだけ高額となるのは分かるかと。
実は、フレームが断熱をしているのではなくガラスが断熱や防音を
していて、あくまでも内窓のフレームは結露を起こしにくい部材の
樹脂は補助にしか過ぎません。
ガラス選びが大切な事は、分かっていただけましたでしょうか?
もちろん、LOW-E断熱ガラスの反対でLOW-E遮熱ガラスもあり、
遮熱ガラスは、室内側の熱を逃がさない性質があり、室外側の熱を
室内に入れない効果が有ります。
っと言う事は、心地の良い窓際の温かさが無くなります。
遮熱は、マンションの西日が強い部屋に使うのが一般的でしたが、
ここ最近は、夏場の熱さを遮る為に使われるお客様も多くなりました。
もちろん、この事は内窓だけではなく、外窓(カバー工法)工事にも
同様の事が言えます。
2025年は、戸建であればLOW-E断熱ガラスにアルゴンガスを入れて、
スペンサーを樹脂にするのが適しています。
日本板硝子の資料になるのですが、TPS(樹脂スペンサー)となります。
アルミスペンサーに比べると、結露の付き方が違うのが分かると思います。
LIXIL社のトリプルガラスもYKKAP社の真空トリプルガラスも、
両方とも樹脂スペンサーを採用しています。
ガラスだけではなく、見えない部分も断熱に拘っているからこそ、
国も高額な補助金を出してくれています。
まとめのひとり言
冒頭にも話をさせて頂いたように、先進的窓リノベは2025年で終了を致します。
現段階では、次に始まる補助金の情報は入っていません。
この類の補助金は、この後も続くのは間違えは無いと思うのですが、
ここまでの高額な補助金が出るかと言うとそこは疑問です。
NED・SII・北海道財団等の国から補助金を預かりながら、窓断熱の補助金を出している所は、過去にも沢山ありました。
しかし、先進的窓リノベの額には到底及びません。
2050年窓にCO2を0っと国策で有りますが、環境団体はもっと早い段階で
0目標の達成を政府に呼びかけています。
弊社が参加をしているJCLP。
日本協会SDG‘S。
窓だけでは、このカーボンニュートラル達成は難しい事も分かっています。
窓の断熱リーフォームはきっかけにしか過ぎません。
それでも、誰かが窓の断熱工事を行わなければ良くならない事も事実です。
内窓の補助金が減額したのも、古い窓に内窓を付けても意味がない事を
やっと国も3年かけて分かってくれました。
(有)中沢硝子建窓では、25年を超えた窓は窓交換を進めます。
もちろん新しい窓に内窓が適しています。
窓の使い分け、ガラスの使い分けをこのブログをきっかけで考えてもらえれば
幸いです。
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弊社が加盟をしているJCLPで、#だから1.5度キャンペーンが始まりました。
日本全国のご当地キャラクター達が協力をしてくれてています。
「だから1・5度」キャンペーンとは
今年も日本各地を猛烈な暑さが襲いました。気象庁らの研究チームは、この夏の猛暑について「温暖化がなければほぼ起こり得なかった」としています。また、英国の研究チームは、各地に甚大な被害をもたらした台風10号について「こうした台風が日本を襲う確率は、気候変動により2割以上高まっている」と発表しています。
気候変動は、熱中症の増加や農作物への悪影響、生活インフラへの被害など、私たちの健康や生活を脅かしています。科学者らによれば、このまま事態が悪化し、産業革命前と比較した世界の平均気温の上昇が「1・5度」を長期的に超えると、健康被害による死者の増加や、世界的な食糧危機のリスクが高まることなどが指摘されています。
JCLP は、「だから 1・5度」に即した温室効果ガスの排出削減目標を求めます 。
今後、新聞広告やSNSを通じて、ご当地キャラクターや、医療従事者、気象予報士、気候科学 者、アスリートなど、更なる温暖化の影響を危惧する人々と共に「#だから1・5度」のメッセー ジを発信し、一人ひとりが「1・5度目標を求める声をあげる」ことを後押しすることで、国際合意 である「1・5度目標」に即した削減目標の設定がなされるよう、政府を応援します。
「だから1・5度」 のイメージ
“ 海の温暖化が進んで魚がとれなくなったら困る。#だから1・5度 ”
“ このままだと日本の四季がなくなってしまう。#だから1・5度 ”
“ これ以上暑い世界でサッカーや野球が続けられるのか、本当に心配。#だから1・5度
https://japan-clp.jp/lp/save15
ご挨拶
(有)中沢硝子建窓は、2001年10月から現在(2023年12月)まで、沢山の
お客様のご自宅を補助金を活用して、断熱窓工事をおこなってきました。
現在は、補助金専任者も事務所に在籍をしており、素早い申請を心掛けて
業務に専念をしております。
もちろん、至らない所も有るかもしれません。
その時は、しっかりとお客様からご指摘を頂ければ、必ず社直でその旨を
話し合い、しっかりと修正をして行きます。
断熱窓や断熱ドア工事をどの様に補助金を活用して、工事を考えている方は
お気軽にLINEからお問い合わせください。
ここには、お客様が考えている工事が必ずみつかると思います。
記事を書いた人 代表取締役 中沢 仁郎 マドリモの発案者として、施工実績数にはこだわりを持っており、YKKAPのマドリモ取扱数6年連続で全国1位をいただいております。 また、補助金に関することは専門の事務体制を設け、工事費負担を少しでも軽くするための体制も整えています。 ご自宅の窓リフォームをお考えでしたら、窓ガラス専門店である中沢硝子建窓へお問い合わせ下さい。 |
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